タイトル
生成AI時代のシビックテック・デザイン
― 参加や社会課題解決はAIとどのように共進化するか
主催
社会情報学会 シビックテック・デザイン研究部会(https://rg-civictech.github.io/)
日時
2026年9月13日(日)13:15~15:15
場所
長崎県立大学シーボルト校 (https://sun.ac.jp/campus/siebold/)
〒851-2195 長崎県西彼杵郡長与町まなび野1-1-1
提案概要
本ワークショップでは、生成AIの急速な普及が、シビックテック、社会課題解決、市民参加、協働的なデザインにどのような変化をもたらすのかを検討する。シビックテックは、これまで市民・行政・企業・研究者等の多様な主体が、データやデジタル技術を用いて地域や社会の課題に関わる実践として発展してきた。一方、生成AIは、情報収集、課題発見、アイデア生成、対話支援、プロトタイピング、合意形成支援など、社会課題解決の各過程に深く入り込みつつある。本ワークショップでは、AI開発、AI駆動開発、デジタル民主主義、知的生産、教育・人材育成、社会実装などに関わる登壇者から話題提供を受け、「AIにシビックテックはどのように映るのか」「AIはシビックテックを拡張するのか、それとも既存の参加や協働のあり方を変質させるのか」を議論する。話題提供の後、社会情報学会シビックテック・デザイン研究部会のメンバーを中心とするディスカッサントとの討論を行い、生成AI時代におけるシビックテック・デザイン研究の論点と今後の研究課題を整理する。
企画趣旨
本ワークショップでは、生成AI時代におけるシビックテックの再検討を試みる。生成AIは、社会課題解決のプロセスを大きく変えつある。従来、課題発見、情報整理、データ分析、サービス設計、プロトタイピング、広報、合意形成には一定の専門知識や組織的リソースが必要としたが、現在では、生成AIを用いることで、個人や小規模な団体でも、短時間でアイデアを形にし、文章やコードを生成し、社会実装に向けた試行錯誤を行うことが可能になっている。この変化は、人々がより容易にデジタル技術を使い、地域や社会の課題に関わる道が広がることから、シビックテックにとって大きな機会とも捉えることができる。一方で、AIが示す課題や解決策は、必ずしも地域の文脈や当事者の経験を十分に反映しているとは限らないし、AIによってこれまでのような多様なステークホルダーの協働が不要となり、AIによって参加が拡張される一方で、参加の意味が浅くなる可能性もある。そこで本ワークショップでは、「AIにシビックテックはどのように映るのか」、「AIはシビックテックを拡張するのか、それとも既存の参加や協働のあり方を変質させるのか」という問いを出発点に、AIが社会課題解決をどう捉えるのか、人間はAIを通じてどのように課題を発見し直すのか、そしてAI時代の市民参加や協働はいかなる形をとりうるのかを議論する。
登壇者・話題提供テーマ
| 招待登壇者 | 依頼テーマ |
|---|---|
| 清水亮氏(現地参加) | AIと人間の共生から見た社会課題解決の未来 |
| 西尾泰和氏(オンライン参加) | Plurality/ブロードリスニング/デジタル民主主義とシビックテック |
司会・コメンテーター
- 司会
- 澁谷遊野(東京大学)
- コメンテーター
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青木和人(福井県立大学)
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牛島清豪(株式会社ローカルメディアラボ)
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小俣博司(東京大学)
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庄司昌彦(武蔵大学)
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中俣保志(香川短期大学)
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スケジュール
- 13:00–13:05
- 趣旨説明
- ・ これまでの活動の紹介など
- ・ メンバー紹介
- ・ 東京大学CTDIの紹介
- 趣旨説明
- 13:05–13:25
- 話題提供1: 西尾泰和氏
- 13:25–13:45
- 話題提供2: 清水亮氏
- 13:45–14:45
- コメンテーターからの質問・コメント
- ・ 庄司昌彦
- ・ 中俣保志
- ・ 小俣博司
- ・ 牛島清豪
- アジェンダ
- ・ 現状認識(話題提供でカバー)と「今後のわたしたちの対応やアクション」について
- ・ 地域とAI:AI格差(自治体間のAI利用の格差による住民サービスの差、学校教育とAIを考えている自治体とそれ以外の自治体との差)
- ・ (西尾さん・清水さんへの質問)学会がこのテーマを扱うことへの課題・アカデミアへの期待
- ・ その他フリー討論
- コメンテーターからの質問・コメント
- 14:45–14:58
- 全体討論・参加者質疑
- 14:58–15:00
- まとめ・今後の研究課題